RE・LEAF株式会社

鋼鉄ハイブリッド構造コーンスパイク

Katana-sp1

「大田の工匠」100人に選ばれた旋盤加工の匠である小宮秀美が
ひとつひとつの特殊鋼素材を見極めて、手作りながら 5/1000mm 以上の精度で
業界最高レベルの超高硬度HV730の点接点を実現した超精密コーンスパイク。
日本刀の鋼の構造と製法に起想し、異なった性質をもつ二種の鉄(鋼)を組み合わせた
ハイブリッド構造と究極のR加工の点接点により、三次元で揺るぎない絶対座標的な固定から
ハイレゾ時代ならではのハイスピード、高解像度を実現。

sp-1 説明図
  • ・日本刀の構造と製造方法により先端部分は超高硬度HV730*
  • 「弾性と粘り強さのある軟鉄」をベース部に、先端部には「焼きを入れた強靭な硬い鋼 (一般的なSK材と異なり焼き入れの歪が少ないダイス鋼)」を組み合わせた硬軟2種の鉄(はがね)ハイブリット構造。
  • * 硬度比較:チタン合金HV350〜400、ステンレスHV180〜375、ジュラルミンHV155前後、黄銅HV80〜100、アルミ合金HV45〜100前後
  • ・素材の分子方向で手加工
  • 金属分子が一方向に揃う丸棒鋼から、ひとつひとつの素材を見極めて真中心をとり、手加工ながらμレベルの旋盤加工。特にスパイク先端は一般的な鋳造やNC加工では極めて難しい極細R成形と鏡面加工を超高硬度で実現。
  • ・究極の点接点
  • スパイク先端部は鏡面研磨を施した62度角1.25mmRの丸先端。その受けとなる『プレート皿』側では、コーン先端角より6度増やした68度角で、2mmRの平滑加工を施した凹みにより面接点を回避し、究極の点接点を実現。
  • ・先端スパイク部は交換可能
  • 先端部とベースの8mmネジには「嵌合(かんごう)」加工により軸と穴が究極の中心位置ではまり合い高い密着性を可能に。
  • ・低光反射&防眩性
  • コーンベース部とプレート皿部には梨地加工+黒染め酸化皮膜
    (プレート皿部の底面は設置面への傷防止のため、あえて鏡面加工を施している)
  • ・低反発&硬粘着ゲルシート同梱
  • ネジ穴がない場所でも装着機器の最適な共振&不共振域を探索し、最も適切な位置に自由に装着・固定が何度も試行可能。
  • ・外形寸法
  • コーン部3脚(直径36mm × 高さ29.2mm)・プレート皿部3枚(直径28mm × 高さ5mm)
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※当製品の各鉄素材自体は、水分、塩分に大変弱く錆びやすいため、使用場所、保管などご注意ください。(出荷時には高純度の薄油膜を施しております)
※当製品のご使用時には、日本刀など刀剣のお手入れ方法と同様に、定期的に防錆油(さび止め油)を塗布してメンテナンスを行ってください。

当製品を長期間使用するためには、古い油を拭いとって、新しい油を塗りかえ、製品が錆びないようにするため、汚れた油は出来るだけきれいに拭いとることが必要であり、次には新しい油を、くまなく薄く塗る(油をひく)ことが肝要です。(防錆油を金属部品に塗布する際、金属表面ゴミや埃が付着したまま塗布すると、十分な防錆効果が得られない事があります。防錆油を塗付する際に、前処理として、溶剤脱脂 やアルカリ脱脂、脱水防錆油(水置換性洗浄剤等)を使い、金属製品を洗浄して十分に腐食要因を取り除いておくと、防錆油が最も有効に働きます。)
※掲載画像イメージと実物とは色合いなど異なる場合があります。

Made in Japan by RE・LEAF Inc.